大府市でスレートの点検。屋根補修は塗装か葺き替えかカバー工法か
大府市でスレート屋根の点検をしてきました。
築40年以上経過しており屋根のメンテナンスは塗装を一度されているそうです。
前回のメンテナンスから時間が空いているのでそろそろと思い街の屋根やさんにお問い合わせを頂きました。
写真にも書いてありますがスレート屋根の場合はメンテナンス(補修)方法が大きく分けて3種類あります。
スレート屋根のメンテナンス方法
①塗装工事
②葺き替え工事
③カバー工法(重ね葺き)工事
この3つです。
他にも状況に合わせてスレートの差し替えや棟板金交換工事などありますが
大きく分けると3種類となります。
スレート屋根は表面の塗膜が劣化してくると防水性が低下してきます。
ですので築10年経過してきたら塗装を行うことをお勧めします。
今回点検したスレート屋根です。
浮きやズレ、割れはありませんでした。
しかし全体的に退色及び塗装した塗膜の剥がれが進行していました。
表面の塗膜が剥がれてきています。
塗膜が剥がれスレート屋根の素地が露出しています。
スレートはセメントと繊維で出来ているので
年数が経過すると防水性が低下します。
塗装当初は黒色で塗装をされたそうですが、
退色が進行しており白くぼやけてきています。
真ん中の黒く見えるのはカビです。
劣化が進行するとコケやカビが発生して
屋根材の劣化を進行させていきます。
棟部分です。
棟は差し棟になっていました。
一般的に多い棟板金と違いすっきりとした
印象となる棟です。
谷部分です。
サビはありませんでしたが、
板金の退色及び劣化は進行していました。
棟板金を固定している釘です。
こちらは釘の浮きがありました。
下地となる木材の膨張収縮や
風雨、揺れなど様々な影響によって
釘が浮いてくることがあります。
釘が浮いてくると浮いた隙間から
雨水が侵入して木材の劣化及び腐食を進めます。
そうすると台風の際に棟板金が飛ばされてしまう
なんていうこともありますので注意が必要です。
屋根に上がってスレートの状態を確認しました。
点検した結果、お勧めできるメンテナンス方法としては
葺き替え工事 または カバー工法工事です。
塗装工事に関しては屋根材の劣化が進行しており塗装をしてもあまり長く塗膜が持たない可能性があるからです。
数年もてば良いという事であれば塗装も選択肢にあがりますが
せっかく足場を組んでの工事になるのでなるべくメンテナンスがかからないようにしたいですよね。
そうなると葺き替えかカバー工法かという形になると思います。
その中でも費用を抑えたいという事であればカバー工法がお勧めです。
カバー工法については下記から特集記事を見てみてください。
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