台風被害の事例紹介と補修方法を名古屋の専門業者が教えます!
台風による暴風雨で屋根に被害 軽微な物から甚大なものまで様々あります
東海地方(愛知県・岐阜県・三重県)でも2018年に大型の台風が上陸して各地域で台風の被害が多く発生しました。
2018年に発生した台風21号・24号では東海地方で死者も出ました。
台風が過ぎた翌日から街の屋根やさん名古屋東店にも多くの問い合わせが増えました。
お問い合わせはご相談から補修の依頼まで様々で、応急処置の対応でお待たせしてしまうお客様もいました。
当時はどこの業者さんも手一杯で県外からのご相談も頂いていた状況でした。
数多くのお問い合わせを頂いた中で
実際にあったお客様の不安や悩みについて
『台風対策って何が出来るの?』
『台風で瓦が飛ばされてお隣に被害を出してしまった・・・』
『実際に台風被害が起きたらどうしたらいいのか?』
『雨漏りしてきたので早く直して欲しい!』
『火災保険を使用できるのかを確認したい』
この様なお問い合わせ・ご相談が多かったです。
台風接近に伴う暴風雨によって屋根の瓦やスレートがめくれてしまったり、
飛来物によって屋根材に割れや亀裂などの不具合が起きて最悪雨漏りしてしまうケースがあります。
雨漏りすると躯体へのダメージの他、内部の壁や床が濡れてしまい内装の補修工事が必要になることもあります。また家財道具への被害も避けられません。
被害の状況によっては生活が出来なくなってしまうケースというのもあるので怖いですね。
今回のコラムでは名古屋市また愛知県で実際に発生した台風被害の事例をご紹介します。
その中でも多かった被害の事例をご紹介させていただきたいと思います。
2018年台風21号・24号による台風被害の事例
名古屋市 棟板金の被害事例
化粧スレート屋根の棟部分の板金が台風によってめくれました。
お問い合わせの中でも非常に多い内容でした。
塗装工事の際には棟板金の固定力低下にも注意が必要です。
補修方法
棟板金の交換工事が必要です。
スレートの退色がある場合は塗装工事も 。
メンテナンス周期を伸ばしたい方はカバー工法もオススメです。
こちらも同様の事例です。
棟板金がめくれあがっていました。
太陽光パネルにあたり傷が付くことも。
そうなると棟板金のみの補修では済まなくなってしまいます。
補修方法
棟板金の交換工事が必要です。
めくれた板金は折り目が付くので基本的に再利用は難しいです。
愛西市 刈谷市 テラスやカーポートの屋根被害
カーポートやテラスの屋根に使われることが多い
アクリルやポリカの板が台風によってめくれたり割れてしまうことがあります。
補修方法
部分的な補修・交換が可能です。
一枚単位での交換が可能です。
こちらも左の事例同様に多かったです。
年数の経過したものは硬化が進み衝撃に弱くなります。
そうすると飛来物によって割れたり割れてしまうことがあります。
今は高耐久のポリカーボネートが使用されます。
補修方法
波板の張替えがオススメです。
ポリカーボネート製で従来品よりも耐久性が高く衝撃に強くなります。
春日井市 瓦の被害事例
下地の劣化により瓦の固定力が低下して棟瓦のめくれが発生
補修方法
棟瓦の取り直し工事が必要です。
その際には棟木(瓦を固定する下地)の交換も必須となります。
瓦は衝撃に弱いです。瓦が飛散したことによって周辺の瓦にも被害が及びました。
補修方法
瓦の差し替えが必要です。
瓦の種類・商品によって廃盤となっている物もあるので要確認が必要です。
名古屋市守山区 瓦の被害事例
日進市 名古屋市守山区 スレートとアスファルトシングルのめくれ被害
台風接近に伴う暴風雨により化粧スレートにめくれが発生。
防水紙にも穴がいて雨漏りも発生しました。
補修方法
部分的な葺き直し工事または葺き替え・カバー工法が必要です。
防水シートが露出して劣化している場合は防水シートの張替えもおすすめします。
化粧スレート同様にめくれて防水紙が露出しました。
こちらも台風被害発生後、雨漏りが起きました。
補修方法
左の事例同様に部分的な葺き直し工事または、葺き替え・カバー工法がオススメです。 めくれている屋根の状態(面積や下地の劣化度合い)によってご提案が変わります。
台風被害で雨漏りが発生したら?放置しても大丈夫なの?
放置はNGです。 まずは業者に見てもらいましょう。
安心・安全の屋根工事は街の屋根やさん名古屋東店
台風被害・雨漏りでお困りの方はこちらからお問い合わせ
雨漏りするのが台風の時だけという場合でも放置は危険です。
雨漏りが室内に症状として出るのが台風の時だけで普段の雨でも壁の内部や小屋裏に雨漏りが起こっている可能性も考えられます。
目には雨漏りが見えなくても日に日に躯体へのダメージは蓄積しており、いざ直そうと思った時には大掛かりな工事が必要となるケースもあります。
外装や内装工事、雨漏りの進行が進むと躯体を直す必要も・・・。
雨漏りは大切なお住まいの寿命を縮めるだけでなく人体への健康被害も懸念されます。
建物の構造部分が雨漏りによって腐食することでカビなどの菌が発生して喘息やアトピーを引き起こす事例もあるので危険です。
まずは何か気になる事があれば一度、専門家に見てもらうことがお勧めです。
先ほどもお伝えしましたが、室内に雨漏りが無くても小屋裏を確認すると雨漏りが発生していたという事もあるので雨漏りを放置することはせず、
専門家(街の屋根やさん名古屋東店)にご相談ください。
こんな症状があればご相談を! 相談フォームはこちら
・サッシ周辺や壁紙(クロス)に染みの様な物がある
・天井や壁が湿っている感じがする
・天井からポタポタと音が聞こえる
実際に被害が発生した場合の屋根の補修方法について
実際に台風被害に遭った場合や、そこから雨漏りが発生した場合はどうしたらいいのか悩みますよね。
すぐに業者さんに連絡して駆けつけてくれたらいいのですが、台風にあった場合はどこの業者さんも工事が建て込みすぐに来れない可能性があります。
また来れたとしても実際の工事は先となる場合があります。
街の屋根やさん名古屋東店でも前回の台風の際には
1日40件以上のお電話を頂く事もありました。
弊社では緊急性が高い現場に関してはなるべく早くお伺いできる様に調整させて頂きます。
しかし他業者の場合、すぐに来てくれないという事もあると思います。
調査に来ても工事はずっと先になってしまうことも・・・。
そんな場合、まずは応急処置をしましょう。場所によっては危険なのでおすすめは出来ませんが工事ができるまでの間の延命措置としては効果的です。
応急処置の場合に役に立つのが、ブルーシートや防水テープです。しかし雨漏りをした場所が特定できない場合は効果がありません。
また、あくまで応急的な処置にしかすぎませんので根本的な雨漏りの原因を解決するのが重要です。
コーキング剤による補修も出来ますが、補修の方法を間違えるとかえって雨漏りのリスクを高めてしまうことにもなりかねますのでご注意ください。
よくある間違った補修の方法
こちらは雨漏り後、補修をしてもらった写真です。
補修後すぐは雨漏りが止まったそうですが、少し時間が経過すると
以前よりも雨漏りの量が増えてしまったそうです。
屋根では水の流れを考え、水の逃げ場も適切に確保して上げる必要があります。
こちらの場合は水の流れを無視し、逃げ道を塞いだため、雨漏りのリスクを逆に高めることとなりました。
実際に行った応急処置について
棟部分からの浸水の恐れがあるので防水シートと防水テープで応急処置を行いました。
ブルーシートでも大丈夫ですが張り方を間違えると風を受けてめくれやすくなるため、
今回は防水シートによって応急処置を行いました。
台風被害が
広範囲に及んでいましたので防水シートで補修しました。水を受けないように
軒先側から貼っていき棟部分まで貼りました。
補修方法の目安と相場について
ひび割れ補修 | 3万円〜 |
瓦の差し替え | 3万円〜 |
スレートの差し替え | 3万円〜 |
カーポート・テラス屋根の張替え | 5万円〜 |
棟板金の補修 | 7万円〜 |
棟の取り直し | 15万円〜 |
外壁の一部張り替え | 6万円〜 |
屋根の重ね葺き(カバー工法) | 80万円〜 |
屋根の葺き替え | 120万円〜 |
※工事に足場が必要な場合は別途となります。
台風被害による補修・雨漏りが発生した場合の補修費用ですが
工事方法や面積によって大きく違うのでいくらというのは難しいのが正直なところです。
実際の被害状況を確認しないとわからないことも多いのであくまで目安として捉えていただければと思います。
瓦の場合は瓦の割れが発生する場合があるので、瓦の差し替え工事が別途必要となる事があります。
また瓦の種類によっては現在生産されていない物もあるので確認が必要です。
セメント瓦・コンクリート瓦 陶器瓦も商品によっては廃盤となっています。※その場合は葺き替え工事
スレート屋根の場合は棟板金の飛散の被害が起こりやすいです。
一部なのか全面なのかによっても工事金額は変わってきます。
状況によって工事のご提案の内容が変わりますので詳細な金額をご希望の方は、まずは現地調査が必要となります。
火災保険の適用について
意外と知らない方が多いのですが台風による被害が発生した場合、火災保険が使えます。
火災保険の内容によっては適用外となることもあるので保険内容を一度確認する必要がありますが、台風被害の場合『風災』というのに該当します。
”火災”という名前で惑わされてしまいますが自然災害による被害にも適応します。
加入している保険の内容にもよりますが補修工事の費用をカバーしてくれる可能性があるので一度ご確認ください。
火災保険を利用するには、保険の証券をご準備の上、保険会社へ問い合わせをする必要があります。
代理店がある場合はそこへお電話ください。そうしたら契約者の情報(名前・保保険証の番号・発生日時・場所や状況)などを確認されます。
火災保険は3年まで遡って請求できますので諦めていた方は一度街の屋根やさん名古屋東店か保険会社へご相談ください。
しかし状況によっては保険が適用されない場合があります。それは経年劣化によるものの場合です。
あくまで保険は台風などの自然災害による被害が起きた場合によります。なので経年劣化は適用外となりますのでご注意ください。
最近では火災保険を使った悪徳業者も増えてきていますのでご注意ください。
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まとめ 台風被害が発生したら迷わず街の屋根やさん名古屋東店へ
台風自体は1年中発生はしますが、接近や上陸が多くなるのは7〜10月です。
台風シーズンと言われておりもうすぐその季節がやってきます。台風による被害を受けないためにも事前の対策が肝心です。
しかしどの様な対策をすればいいか分からないと思います。そんな時はまず調査無料の屋根点検をしてみてはいかがでしょうか?
まずは現在の家の状態を把握することで適切なメンテナンスの方法や時期を確認することが出来ます。
万が一台風被害が発生して雨漏りなどの症状が起こった場合はすぐに街の屋根やさん名古屋東店にご連絡ください。
弊社では専属の職人も多く在籍しておりますのでスピーディーな対応が出来ます。
お客様アンケート
名古屋市名東区 台風被害補修工事 お客のお声
名古屋市瑞穂区 台風被害補修工事 お客のお声
台風被害に遭われた場合はより速さが求められると思います。
街の屋根やさん名古屋東店では社員や自社職人を多く抱えておりますので、
迅速な対応が出来る体制づくりを行っております。
屋根・外壁のことでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください!
どこへ頼んだらいいかわからない方は一度街の屋根やさんにご相談ください。
コロナ禍ですので対面での相談が心配というかたはオンラインでのご相談も行っております。
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