日進市でスレート(カラーベスト)屋根からの雨漏り事例|勾配不良?
被害を広げない為にも雨漏りは早急な対応が必要です!
家の天井や壁に雨染みはありませんか?
雨染みは見た目(美観)上の問題だけではありません!
雨水の侵入は住んでいるお家をダメにしてしまいます
柱や梁等に腐食や劣化を進行させてダメージを与えます。
早急な補修をしておけば大がかりな工事をしなくても済みます。
定期的なお家の健康診断(点検)をお勧め致します。
まず室内の状況です。
増築部分との事ですが、天井とサッシ廻りに
雨染みが出来て、黒くなり腐食しています。
外部軒裏天井の状況です。
こちらも室内同様に雨染みが出来ており、
塗装が剥がれて基材が腐食しています。
また黒く見えるのはコケやキノコの様な
菌類がびっしりと生えて成長していました
屋根の状況です。
スレート(カラーベスト)が使われていました。一度塗装をされているとの事で縁切り不良を疑いましたが、しっかりと縁切りもされており
直接的な原因ではないと考えました。
次に疑ったのが屋根の勾配です。
屋根の勾配とは屋根を仕上げる時の傾斜の度合いの事です。水平距離10寸に対する垂直距離(高さ)で表します。垂直距離が大きくなると傾斜角度も大きくなり勾配が急になります。反対に垂直距離が小さいと勾配は緩くなります。
急勾配 | 6寸以上 | 6/10寸以上 |
並勾配 | 3寸~5寸程度 | 3/10~5/10程度 |
緩勾配 | 3寸以下 | 3/10以下 |
勾配のお話をした所で先程の屋根の話に戻ります。
写真を見ると屋根の勾配が途中から変化しているのが分かります。
真ん中からの勾配は3寸以下の勾配でした。
パッと見でも緩勾配というのが分かるくらいです。
スレート屋根は最低でもスレート2.5寸以上の勾配が必要になってきます。
屋根勾配が合っていないと雨水が屋根に溜まりやすく雨漏りの原因となります。
吹き降りの雨の際に雨水が屋根面を逆流し、また毛細管現象により屋根材の裏へと侵入して
雨漏りを引き起こしてしまいます。
屋根勾配が合っていないといくら補修をしても根本的な解決にはなりません・・・。
屋根の勾配が十分に取れていない場合は、金属屋根への葺き替えがお勧めです。
金属屋根の必要勾配は5分 0.5/10 なので今の屋根の勾配を変える事なく葺き替えできます。
場合によっては重ね葺き工事(カバー工法)も可能ですが、
現状で雨漏りが発生しており下地の状況も悪いと判断出来る為、
上から屋根材を重ねても下地にビスが効かない為、お勧め出来ません。
従来のトタンに代わりガルバリウム鋼板は耐久性に優れ加工性も高い鋼板です。その中でも緩勾配に適した屋根工事の工法は写真の「たてひら葺き」「縦葺き」です。
現状のスレート屋根は「横葺き」ですが、緩勾配には適していないので、
今回の事例に関しては「たてひら葺き」「縦葺き」がお勧めといえます。
見た目が現在と変わってしまいますが、雨漏りのリスクを下げる事が出来ます。
屋根は普段なかなか見る事の出来ない場所ですので、屋根の劣化について把握していない場合が多いです。
雨漏りしてからでは遅く、余計な補修費用がかかってしまうので普段から定期的な点検をお勧め致します。
信頼できる業者をお探しの方は、屋根工事専門工事会社である
街の屋根やさんまでお問い合わせください
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