屋根についている鬼瓦とは?役割について
鬼瓦とは
瓦葺き屋根の端に設置されている装飾瓦のことです
魔除けと雨の侵入を防ぐ目的があると言われています
鬼瓦には、
屋根に雨水が侵入するのを防ぐ役割があります
寺院や城郭、一般家屋の瓦屋根に付けられている鬼瓦には
主に魔除けや厄除けの意味が込められています怖い魔物扱いされてきた鬼をあえて味方に付けることで、怖いものなしの無敵状態になれると考えられたからです
鬼瓦を瓦屋根の棟端に付けると、その建物や家を守ってくれ安心して暮らすことができると考えられています
現在は鬼の代わりに家族円満のため七福神のデザインにしたり火災防止のために水という文字を入れたりと、鬼の顔ではない鬼瓦も用いられるようになっていきました
鬼瓦は鬼の顔をしている物だけ色々な種類があります
・鬼面鬼瓦
リアルな鬼の顔をしています
口が閉じているものと開いているものと二通りあり、口が閉じていて大きい角があり面相が厳しいものは雄鬼、
口が開いていて角が無いまたは小さく面相が優しいものは雌鬼 と見分けるようです
お寺などに設置されていることが多いです
・古代鬼面型鬼瓦
鬼の顔をしていますが厚みがなく平らな瓦です
角は生えていません
奈良時代以前に作られた鬼瓦です
・若葉鬼瓦
文字の通り若葉の模様が使われてる鬼瓦です
足の部分に葉が伸びています
・蔓(つる)若葉鬼瓦
蔓(つる)模様がデザインされている瓦です
上品な瓦なのでシンプルな屋根に合わせやすい瓦です
近年は地震や災害、耐震のこともあり瓦屋根の新築住宅は少なくなっています
洋風建築が増えていることで瓦の需要も少なくなっているのも事実です
瓦は再塗装が不要なためメンテナンス費が抑えられる・断熱性・遮音性が高いというメリットがあります
古風なものからデザイン性が高いものまで使用できます
デメリットとしては前に挙げたように、耐震面を考えると、少しでも屋根軽くしたいと考える方が多いのも事実です
新築・リフォームされる際は耐震面・価格面色々なことを検討されて決めると良いですね
『街の屋根やさん名古屋東店』ではこのようなご相談もお受けしています
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