屋根瓦の漆喰の重要性と重ね塗りの危険性について
漆喰とは消石灰（水酸化カルシウム）を原料とした壁材です
古くから城郭や寺社、商家、民家、土蔵など木や土で造られた内外壁の上塗り材
としても使われていました
瓦屋根では棟瓦や鬼瓦のまわり、軒先の面戸に使われています
瓦の固定や接着にも漆喰が用いられているんです！
瓦自体は耐久性が高いためメンテナンスは半永久的に不要になりますが
屋根の漆喰は定期的にメンテナンスが必要になります
寿命は15年～20年と言われています
直接日光や雨風にさらされているので経年劣化によって割れや剥がれが生じます
欠損部分から雨水が入り込み雨漏りの原因になったりもします
メンテナンスを怠ると様々なトラブルを招いてしまいます…(>_<)
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なぜ漆喰の重ね塗りをしない方が良いのか…
古い漆喰の上に塗ると、新しい漆喰が今よりも外側へ出てきてしまうので
雨風やその他の影響を受けてしまいます
そうなるとせっかく工事をしても早く劣化してしまいます
また、古い漆喰の上に塗ると密着が悪く、剥がれてくる可能性があります
厚く塗ればいいなてこともありません！！
補修は古くなった漆喰を取り除く事から始めます
既存の漆喰が残った上に新しい漆喰を詰めても、すぐに剥がれてしまうのでしっかり清掃します
細かいところまで塗っていくことはとても難しいです
更に表面もキレイにならす必要があるので、まさに職人技の見せ所と言えるでしょう
この作業を専用の道具を使って実施するすべての箇所に行っていきます
漆喰が固まれば完了です
しっかり補修を行った漆喰は20年は持ちます
長く持たせるためには定期的なメンテナンスをしていくことが大事です
ちょっとしたヒビ割れでも、放置せずに早めの対応を心掛けましょう(･∀･)ｳﾝ!!
街の屋根やさんでは、屋根だけでなく敷地の建物全てを点検対象としています
お隣との距離が近く狭いところや梯子が届かない建物
雨が降った後で滑りやすい屋根など
ドローンでの点検も行っています
雨漏りや破損といった修繕を余儀なくされる状態しなってしまう前に、
プロによる点検を行い適切な時期・最適な施工でメンテナンスに臨めるよう
心掛けましょう(*'ω'*)
『街の屋根の屋根やさん 名古屋東店』
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