名東区にてスーパーガルテクトで屋根カバー工法を実施、屋根カバー工事のメリット・デメリットを解説
2024.11.21
名東区で経年劣化したカラーベスト屋根に、スーパーガルテクトで屋根カバー工法を施工した事例記事の続きを紹介していきます。かなり経年劣化が進行している状態でしたが、問題なく工事は遂行できました。前回の記事 ↓ 【名東区で経年劣化が進行したカラーベストに屋根カバー工事を実施、…
名古屋市北区カラーベストにガルテクトを使ったカバー工法
化粧スレート（カラーベスト）のメンテナンス方法で悩んでおられました。 塗装だと早い物で10年ごとの塗り替えが必要になるので、あまりメンテナンスのかからないカバー工法をしたかったそうです。
名古屋市北区 屋根カバー工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根カバー工事
- 施工期間
- 1日
- 使用材料
- アイジー工業 スーパーガルテクトフッ素
- 築年数
- 20
- 保証年数
- 10年
- 工事費用
- 20万円
施工前の状態です。
カラーベストには経年変化による退色と部分的にひび割れ等も発生していました。
カラーベストの場合は退色した場合、塗装工事をするのが一般的です。
塗料にもシリコン、フッソ、無機塗料等、さまざまな種類の塗料がありますが
耐候年数の短い物ですと10年程度で劣化して再塗装が必要なものもあります。
今回はなるべくメンテナンスや補修が必要のない物がご希望でしたのでカバー工法をしました。
カラーベストの場合は塗装とカバー工法と選べるのが良いですね
さっそく工事にかかっていきます。
カバー工法は既存の屋根の上に新しく屋根を葺いていきます。
その際に干渉する役物（屋根の部材）を撤去します。
今回の場合は棟板金とその下の木材を撤去します。
次に軒先にガルテクトを取り付ける為の軒先板金を取付けます。
次は防水シート（ルーフィング）を貼っていきます。
防水シートは二次防水の役割として貼っていきます。
全ての雨を一次防水である屋根材（瓦やガルテクト）で
防ぐことが出来ません。
吹き降り時など、屋根材の裏側へと雨が廻ってしまう事もあります。そんな時に二次防水として防水シートがあることで、雨漏りなどの症状から家を守ります。
屋根全面に防水シートをはっていきます。
屋根の端っこ部分には水切りを取り付けていきます。
こちらが今回使用する
アイジー工業製の
スーパーガルテクトフッ素です。
高耐久ガルバを使用した横葺きの板金屋根材です。
ガルバリム鋼板の裏側には断熱材とアルミ紙が付いており
高耐久なだけでなく断熱や遮熱、遮音性も高い
とてもお勧めの商品です。
錆や穴あきなどの保証もメーカーから付くので安心です。
軒先からガルテクトを葺いていきます。
ガルテクトはビスで一枚一枚固定をしていくので
風に対しても強いです。
もちろん板金屋根材なので軽量です。
1坪当たり20kg程度
棟まで葺き上がったら
棟板金を取付ける為の下地を固定します。
黒く見えるものが今回使用した
棟板金の下地です。
樹脂で出来た人工木材と呼ばれる下地で
雨や湿気による腐食のない下地材です。
棟板金を固定して完成です。
仕上がりはカラーベストの様な
横葺きの仕上がりなのでとてもすっきりとしています。
今回は施工面積が少なかったので1日で完了しましたが
通常の屋根面積ですと1週間~10日程度かかります。
しかし葺き替え工事と比べると工期は短いです。
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