名古屋市天白区でカラーベスト屋根の点検を行いました
現場に到着し、さっそく梯子をかけて屋根に上がりました。
特に雨漏れしている所もないお家なので、点検を行うポイントとしては、
・カラーベストの劣化状況(色あせていないか、カラーベストがヒビ割れていないか、割れていないか)
・棟包の板金がしっかりと固定されているか
・下地の垂木(木)が腐っていないか
・釘やビスが浮いていないか
これらを、点検のポイントとして見ていきます。
屋根に上がり、こちらがカラーベストの屋根です。こちらのお家は、隅棟に差し棟を使用している現場です。
遠くからですが、見て見ますと、もともとのカラーベストの色は黒色に近いグレーでしたが、色あせてしまい薄くなって、ねずみ色になっています。
近くで見て見ますと、所どころこのように、カラーベストにひび割れが見られました。このようなひび割れは、太陽の日差しが良く当たる南面に多いです。こちらも南面を中心に多くりました。
なぜ?
カラーベストは、陶器瓦と比べて太陽の日のあたり方によって、伸び縮みするので年数が経過する止めている釘も膨脹しひび割れたりもします。
また、冬場は屋根に氷がはり、その氷がとける時にもひびが入ったりもします!
くっついていた所が急に剥がれてしまうので、その反動でひびが入ります。
こちらは、苔が屋根に生えています。
年数がたっているカラーベストですと、このような事もあります。
これは洗浄を行えば、綺麗に撤去できます。
続いて、棟包の状況です。
何か所か、棟包の釘がういていました。こちらも膨脹を繰り返しこのように徐々に釘がういてきてしまいます。
この状態をそのままにしてしまうと、台風が来た時に、棟の板金が飛ばされてしまうので、注意をしてください。
板金の色も色あせていましたが、中に入っている笠木(木)は、腐っておらず、問題はありませんでした。
以上で、カラーベスト屋根の点検を終わります。
お客様には、今回の屋根の状況をお伝えし、ご検討との事です。
【ご検討内容】
以上三つのご検討内容です。
また、無料で屋根の点検等を行っていますので、お気軽にご連絡ください。
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