
2025.09.11
今回は名古屋市名東区で棟番線が切れてなくなっていた事例の紹介です。棟番線は瓦屋根の棟を固定する重要な役割を持っています。しかし、番線(針金)なので、経年劣化や物理的な損傷によって切れてなくなってしまうことがあるのです。棟番線が切れた場合は、新しい番線を使って緊結締め直しを行います…

知多市S様は、瓦屋根の雨漏れに悩んでいました。聞き取りすると、大雨時になると、和室天井にポタポタと雨音がして、天井に染みが出るとのことでした。調査の結果、棟部分からの雨水の浸入と谷部分からの進入と壁際からの進入が確認できました。補修箇所の範囲が複数あるため、瓦屋根の葺き替えをすることになりました。その他にも内装天井張り変え、雨樋の交換、スレート屋根の葺き替え、シックイ補修、木部塗装を行うことになりました。