安城市にて鳥害対策の現場確認に行ってきました。


防鳥施工
こちらはベランダから手の届く屋根の袖部分です。瓦の下に詰め物がしてありますが、お施主様が手を入れたものです。幅はおよそ1.5~2㎝ほどですが、小動物の侵入を防げるようにと施工されたそうです。
防鳥施工前
点検ではまずベランダからチェックしました。室外機やベランダ所々にフンが落ちていたとの事で、点検当日も1階の室外機の上にフンが確認できました。上空には電線などはなく、鳥が留まれるようなところはありませんでした。雨樋もチェックしましたが、鳥が巣を作っていたり、留まった様子もなく比較的きれいでした。
防鳥施工前
こちらは軒先の瓦の正面です。洋瓦なので写真の様な「面戸」が取り付けてありました。水切り板金にも不具合はなく異常はないかのように見えました。
防鳥施工前
屋根袖と軒先の瓦の取り合い部分には指が2本ほど入る隙間が確認できました。今の屋根の作りは桟葺きなので土はありません。瓦を釘で固定する桟木があるだけなのでもしもこの隙間から何かが侵入したとすれば瓦の中を移動できると思います。
防鳥施工前
こちらは袖瓦の先端(軒先)です。正面に見えるコの字型の板金は捨て水切りです。標準の施工なので不具合はないように見えます。しかし面戸と板金の隙間は確認できました。この水きりは棟部分まで伸びているのでここも小動物が侵入すれば屋根の中を動き回る事が出来てしまいます。
防鳥施工前
水切りの近接です。隙間の高さが2.5㎝ほどありました。構造的には屋根の頂点まで行ける道のようになっているので小動物の侵入を疑う箇所でもありました。
今回の点検では瓦の施工に問題はなし。面戸や水切りなどの施工も標準でしたが、施工の不具合ではないですが隙間がある箇所を確認できた、というものでした。考えられるのは小鳥やコウモリです。特にコウモリは実に1.5㎝ほどの隙間があれば小型のものは通ることができるといわれています。時期によりコウモリも夕方などにたくさん見かけたことのある方も多いかもしれません。小動物の糞害は建物の美観を大きく損ね、住んでいる方にとって決して気持ちのいいものではないと思います。これらの被害をどのようにしたら防げるのか提案内容を考えなければいけません。次回以降の同ブログで鳥害防止についての施工にも触れていきたいと思います。

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